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生活保護でもお金借りれる?公的支援制度や借入の注意点などまとめました

茶色い小銭入れと外貨

国から生活保護を受けている人は、生活するにあたってなにかと制限を受けてしまいますよね。

自動車や贅沢品の購入はできませんし、ローンを組むことができないというのも聞いたことがあるかと思います。

では、生活保護を受けている人はどこからもお金を借りることができないのでしょうか?

ここでは生活保護でお金を借りる方法や注意点について詳しくご紹介します。

このページで分かること

生活保護を受給している人がお金を借りた場合は、借金を収入とみなされて翌月の生活保護費から減額されます。

ただし、生活を維持するためや自立のための借入れだと福祉事務所が認めてくれた場合には、生活保護費を減らされることはありません。

とはいえ銀行や消費者金融からの借入れはできませんので、生活福祉資金貸付制度を利用するか親戚や知人を頼って借入れをする必要があります。

また無断での借入れは、生活保護費の返還や支給の打ち切りに繋がりますので、絶対にしないように気をつけましょう。

生活保護を受けるというのはどういう状態?

保護を受けるってどういう状態?

生活保護は健康で文化的な最低限度の生活を保障するためのセーフティネットで、お金を支給するだけでなく、生活保護受給者の自立を促すことを目的としています。

この生活保護を受給する条件は下記の3点になります。

  • 基準以下の収入
  • 基準以下の資産
  • 生活保護申請をしている

生活をしていくだけの収入も資産もない状態の人が、生活保護申請をして初めて生活保護を受給できます。

ポイントは、最低限度の生活を行うための不足分を補ってくれるということです。

収入がゼロなら満額受給できますが、少しでも収入があれば扶助額から収入を差し引いた額を受給できます。

生活保護支給額は地域や家族構成によって違いますが、仮に16万円が満額の月間支給額だとして5万円の収入があるなら、支給されるのは11万円ということになります。

まずはこのことをしっかりと頭に入れておいてください。

生活保護受給中に借りたお金は収入と判断される

生活保護でお金を借りることができるのかについて説明する前に、生活保護と借金の関係について説明しておきます。

法律としては生活保護を受けている状態で、お金を借りることに問題はありません。

ただし、生活保護を受けているときに借りたお金は「収入」と判断されます。

収入ですから、当然支給額が減らされてしまいます。

毎月16万円支給されている人が2万円借りたら、翌月の支給は14万円になります。

ところが2万円はもらったわけではなく返済しなくてはいけませんので、翌月返済になっていると減額された14万円から2万円とその利息を支払うことになります。

生活保護費はそもそも最低限度の生活をするだけしか支給されていませんので、生活費が圧迫されることになります。

16万円で生活していたのに、約12万円で生活することになるわけですから、かなり苦しくなることが容易に想像できますよね。

この借入れは、どこから借りても同じことです。

金融機関から借りても、友人から借りても同じで、借りたことをきちんと申請しなくてはいけません。

申請せずに隠れて借りた場合には、不正受給ということになり、バレたときには支給額の返還を求められます。

ただし、すべての借金が収入としてみなされるわけではありません。

生活保護を受けていても認められる借金がありますので、次章ではそれについて詳しく説明します。

生活保護受給中でも借りることができる借金

白い救急車

  • 病気やケガの治療のための借金
  • 就学や就労のための借金
  • 生活必需品を購入するための借金
  • 結婚資金

このような、自立更生のために必要な資金に関しては生活保護受給中であっても借りることができます。

生活保護を受給していると医療費も学費もかかりませんが、保険対象外の薬が必要な場合や、子どもの修学旅行費などは生活保護費で補えませんので、借金が可能です。

また、冷蔵庫やエアコンなどの生活必需品が壊れて買い換えるときなども、まとまったお金が必要になりますので、借金をすることが認められています。

結婚も健康で文化的な最低限度の生活をするという意味で借りたお金を収入とされることはありません。

ただし、事前に承認してもらうということがポイントになります。

ケースワーカーに相談して、福祉事務所が認めた場合にのみ、収入ではない借入れとしてお金を借りることができます。

生活保護受給者がお金を借りる方法

ここまでの説明で、生活保護を受給していてもお金を借りることができるのだと理解してもらえたかと思います。

ギャンブルなどの浪費のための借金はNGですが、最低限度の生活を維持するためや、自立するために必要だと判断されたお金は借りることができます。

そうなると、次はどこから借りればいいかという問題になります。

生活保護を受給している場合のお金の借りる方法としては次の2つが挙げられます。

それぞれの借り方について詳しく見ていきましょう。

生活福祉資金貸付制度

手の上に載った土と葉っぱ

国は生活保護だけでなく、低所得世帯のために生活福祉資金貸付制度というセーフティネットも用意しています。

生活保護を受給している場合は、生活保護費を受給していますので、通常はこの制度を利用することはできません。

ただし、上記でご紹介したような理由でお金が必要な場合には、生活福祉資金貸付制度を利用できることがあります。

生活福祉資金貸付制度は大きく分けて4つの種類があります。

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援資金
  • 不動産担保型生活資金

このうち、総合支援資金は生活保護費を受給している場合には、原則として利用できません。

また資産を持つことができませんので、不動産を担保にする不動産担保型生活資金でお金を借りることもできません。

このため、生活保護費受給者が借りられるのは福祉資金と教育資金のみになります。

福祉資金は福祉の観点から資金が必要だとみなされた場合に借りられる支援資金で、障害や高齢などの理由で家のリフォームをしなくてはいけないときに利用可能です。

他にも福祉用具の購入や療養期間の生計維持費、冠婚葬祭に必要な経費も福祉資金で借りる事ができます。

教育資金は生活保護世帯で高校や大学に進学したい子供がいる場合、就学するために必要な費用や高校や大学などに入学するために必要な費用を借りることができます。

いずれの資金にも共通しているのは、社会福祉協議会などの許可が必要で、なおかつ審査を通らないと融資してもらえないという点です。

生活保護受給者は最低限度の生活をするための収入しかありませんので、審査落ちする可能性もあります。

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親戚や友人から借りる

生活保護を受けている人が確実にお金を借りるなら、親戚や友人を頼るという方法もあります。

お金に困っていることを知られたくないという方もいるかもしれませんが、きちんとした信頼関係があれば、親身になって助けてくれる人がいるはずです。

借りるときに注意点としては、必ず借用書を作成するということです。

親しい仲で借用書を交わすのには抵抗があるかもしれません。

でも、お金のやり取りでトラブルにならないようにするには借用書はとても有効です。

ケースワーカーにも借りた証拠として提示できます。

  • 借用書の作成日付
  • 借りる人と貸す人の署名
  • 借りた金額
  • 返済期限
  • お金を借りた日付
  • 利息

借用書にはこれらを記載しておきましょう。

利息はいらないと言われるかもしれませんが、その場合でも0%と記載しておきましょう。

利息を払わない場合には、返済時に御礼の品を添えて返すようにしましょう。

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銀行や消費者金融から借りられない理由

生活保護を受けているとローンを組めないと言われていますが、法律上は銀行や消費者金融がローンを提供することは可能です。

ただし、現実としてローンを組むことはまず不可能です。

なぜなら銀行や消費者金融は融資のための審査を行うからです。

これらの金融機関はビジネスでお金を貸していますので、返ってくるかどうか分からないお金は1円でも貸してくれません。

融資をする必須条件が「安定収入があること」となっているため、生活保護受給者は対象外となります。

生活保護費があるじゃないかと思うかもしれませんが、生活保護費は最低限度の生活をするだけのお金しか支給していません。

うまくやりくりして余裕のある生活をしている人もいますが、ほとんどの人が生活するので精一杯ですので、お金を貸しても返済困難になることが考えられます。

生活保護受給者であることを黙っていれば借りられると思うかもしれませんが、銀行や消費者金融の審査はそんなにも甘くはありません。

在籍確認のために申請した勤務先へ電話をするなどして、本当に働いているのかを確認されますので、仕事がないことがまず間違いなくバレてしまいます。

もしローンを組めたとしても、返済で生活が圧迫されるのは目に見えています。

生活保護を受給しているのであれば、銀行や消費者金融からの借入れは諦めましょう。

生活保護受給者は闇金に注意しよう

要注意

生活保護受給者がどうしてもお金が必要になったけど、どこからも借りられなかったときによくある失敗が闇金業者からの借入れです。

闇金の多くが「生活保護も固定収入だから融資できます」「無審査で貸します」と勧誘してきます。

どこも融資をしてくれない人にしてみれば、救いの手のように思えますが、実際には泥沼への誘いでしかありません。

闇金業者は違法な金利で融資を行っており、10日で3〜5割くらいの利息が発生します。

それだけならなんとか返済できそうですが、1度借りてしまうと何度も勧誘してきますし、完済できないような金額を融資しておいて、利息だけをずっと払わせるように仕向ける闇金業者もいます。

ただでさえ生活が困難なのに、そこから毎月利息だけを支払い続けるわけです。

これでは簡単に破綻してしまいますよね。

そうなると、ケースワーカーにも闇金業者から借りていることがバレてしまいます。

どこから借りようが無断で借りたお金はすべて収入ですので、生活保護費の返還を求められ、場合によっては生活保護を打ち切られる可能性もあります。

生活保護で闇金を利用するメリットはひとつもありません。

みんな、自分だけは大丈夫と思って借入れをしていますが、大丈夫だった人はほとんどいません。
どんな理由があっても、闇金業者からの借入れだけは避けましょう。

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お金に困ったら自分で解決しようとせずにまずは相談

生活保護を受けている状態でお金を借りるときに、絶対に忘れてはいけないのがケースワーカーに相談するということです。

どんな理由があっても、勝手に借入れをするのは避けてください。

支給額を減額されたり、場合によっては打ち切られたりする可能性があります。

お金に困ったら、まずはケースワーカーに話をして対処方法を考えてもらいましょう。

相談しづらいケースワーカーさんもいるかもしれませんが、無断で借りてバレてしまったときのリスクがあまりにも大きすぎます。

相談するときのポイントは返済計画を立てておくということです。

無計画な借入れではなく、きちんと返済できる方法を示すことで、ケースワーカーさんも真剣に検討してくれます。

なぜ必要なのかをきちんと伝えて、生活福祉資金貸付制度もしくは親戚や知人を頼って、無理のない借入れを目指しましょう。

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